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日本人になりすまそうと住民基本台帳カードを不正取得したとして、警視庁は19日、東京都豊島区西巣鴨1丁目、中国籍の風俗店従業員孟小妹容疑者(31)と埼玉県所沢市美原町5丁目、会社員吉永健新容疑者(45)を有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。公安部によると、外国人による住基カードの不正取得事件は全国で初めて。
調べでは、2人は03年10月、所沢市役所で、住基カードの交付申請書に吉永容疑者の妻(43)の住所や生年月日などを書き込み、孟容疑者の写真を張って提出。カード1枚を不正取得した疑い。
孟容疑者は02年に90日間の短期ビザで入国し、東京都調布市の風俗店で働いていた。今年9月に警視庁が同店を風営法違反容疑で摘発した際、出入国管理法違反(不法残留)容疑で逮捕。押収物から住基カードが見つかった。孟容疑者は調べに「カードを持って日本人になりすまし、警察の摘発を免れようとした」と供述しているという。
吉永容疑者は96年に中国籍から日本国籍を取得。勤め先の薬局で孟容疑者と知り合ったという。
(10/19 20:07)