2004年10月16日(土) 14時29分
チーズに金属片の可能性、よつ葉乳業が販売中止(読売新聞)
よつ葉乳業(本社・札幌市)は16日、同社のチーズなど26製品に金属片が混入した可能性があるとして、これらの製品の販売を中止し、店頭から自主回収すると発表した。
回収対象製品は、チェダーチーズ、シュレッドチーズ、北海道ファーム十勝ミックスチーズなどチーズ全製品のほか、チーズ&バター詰め合わせなど。
同社によると、15日午前、チェダーチーズ20キロを購入した取引先から金属状の異物が混入していたとクレームがあり、チーズを製造する十勝工場(音更町)で調査した結果、金属異物を確認した。このチーズは5月の製造で、それ以降製造された商品は、すでにかなりの量が市場に出回っているが、販売量は不明という。
同工場では2000年にも、製造したチーズの中にポリ塩化ビニール製の異物が混入していたことが発覚し、約1500個を自主回収している。
また今年3月、金属片が混入したドイツ製の無塩バターを同社が輸入・販売し、このバターを使った洋菓子を食べた人が負傷するトラブルもあった。
これを受け同社は、再発防止策などを検討していた。
(読売新聞) - 10月16日14時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041016-00000406-yom-soci