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ヤマト運輸(東京都中央区)は16日、愛知県田原市の田原宅急便センターで99〜00年に、カタログやパンフレットの配達を扱う「クロネコメール便」約1300個が未配達だったと発表した。アルバイトが配達せずに自宅に持ち帰り、その後、回収したものの、所内に置いたままになっていたという。
未配達だったのは99年10月ごろから翌年5月ごろに扱った1374個で、依頼主は計328社。配達のアルバイトがいったん自宅に持ち帰っていた。当時の所長が回収したが、そのまま所内に放置していた。所長は01年に退職、その後の所長は「対応が済んでいる」などと引き継ぎを受けていたという。
これらのメール便は営業所の外に置かれており、今月13日、外部から指摘を受けて分かった。
同社は「あってはならない不祥事で、徹底した再発防止で、信頼回復に努めたい」と話した。全国の約2700ある営業所で、不明荷物の再確認をするとともに、配達員の配達量が適切かどうかなどを点検しているという。
(10/16 19:33)