2004年10月15日(金) 14時03分
会社社長に懲役4年求刑 給付金詐欺事件(共同通信)
厚生労働省の教育訓練給付金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われたパソコン通信講座運営会社「エスエスビー」(東京)社長村山三義被告(51)や同社元社員ら8人の論告求刑公判が15日、山形地裁(金子武志裁判官)であり、検察側は村山被告に懲役4年、ほかの7人に懲役4年−2年6月を求刑した。判決は11月1日。
論告で検察側は「国の制度を悪用した全国規模の組織的犯行で、極めて悪質」などと指摘。「まじめに働いている労働者に悪影響を及ぼす」とした。
論告に先立つ被告人質問で、村山被告は「犯罪と分かっていた。会社の業績が悪くついやってしまった」などと述べた。また「修了証明書の期間をごまかすだけだから」などとほかの被告らに話を持ち掛けたという。
(共同通信) - 10月15日14時3分更新
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