2004年10月14日(木) 07時59分
あふれる自殺系サイト 警察は規制に慎重姿勢(共同通信)
集団自殺した9人を結び付けたとみられる東京都内の女性(34)のサイトは閉じられたが、インターネット上にあふれる自殺系サイトは相変わらず手軽に開くことができる。サイトには自殺志願者の悩みを受け止め「歯止め役」を果たしているとの指摘も。規制を求める声もあるが、警察は表現の自由との兼ね合いで慎重姿勢だ。
「生まれてから今までいいことなかった。だから死にたいって思う」「1人だとなかなか死ねないもんだね。一緒に死んでくれる人いないかな」。12日に9人が自殺した後もネット上での自殺サイトには書き込みが後を絶たない。
事件の中心人物とみられる女性のサイトの自殺関連部分は「問題があり開けません」と既に閉鎖。しかし検索すれば「心中相手募集」「生きるのが面倒くさい人」といった、不特定の自殺志願者を誘う、おどろおどろしい壁紙のサイトが次々と現れる。
(共同通信) - 10月14日7時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041014-00000011-kyodo-soci