2004年10月14日(木) 12時03分
14頭目のBSE感染牛見つかる…北海道で死んだ乳牛(読売新聞)
農水省は14日、北海道鹿追町で飼育中に死んだ乳牛が、BSE(牛海綿状脳症)に感染していたと発表した。
国内で見つかった感染牛は14頭目で、このうち病気やけがで死に、食肉処理されない牛を対象にした「死亡牛検査」での確認は今回で2頭目となる。
同省によると、この牛は雌のホルスタインで、2000年10月生まれの4歳。同町の牧場で出生し、飼育されていたが、今月8日に、放牧場内の小川に転落して死んでいるのが見つかり、11日に十勝家畜保健衛生所(北海道帯広市)で行った1次検査で陽性反応が出たため、動物衛生研究所(茨城県つくば市)で確定検査を行ったところ、再び陽性となった。
国内では2000年生まれの感染牛は初めてで、同省では、飼料の使用実態などについて確認を急ぐことにしている。
(読売新聞) - 10月14日12時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041014-00000204-yom-soci