2004年10月13日(水) 00時00分
地域の犯罪情報メール配信(朝日新聞・)
笛吹署は12日、地域の犯罪情報を電子メールで学校や旅館に一斉配信するシステムを始めた。登録者がメールで警察に情報提供をすることも可能になり、同署は地域ぐるみの防犯に役立つと期待している。県内初の取り組みという。
この日、笛吹市が誕生し、旧石和署が「笛吹署」になったのに合わせて実施した。名称は「笛吹署防犯連絡ネット」。事前に登録した同署管内の学校や旅館など、メールの配信先は400カ所以上で、空き巣の続発や凶悪犯罪の発生、不審者の出没といった情報を発信する。
また、20〜30代中心のの11人を「アドバイザー」に任命し、若い住民の意見を防犯連絡ネットの運営に反映させる。これにより、これまでの中高年者中心の連携態勢を強化したいとしている。
同署は「素早く広い範囲に情報を流せるので受信者は自己防衛策が取りやすくなるうえ、警察も情報収集が図りやすくなる」と利点をアピールしている。
(10/13)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7861
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