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今国会に継続審議になった信託業法改正案と労働組合法改正案で条文ミスが相次いで見つかった。１３日の衆院議院運営委員会の理事会で対応を協議したが、政府・与党が正誤表を配る方針を示したのに対し、野党側は修正案を出すよう要求、結論が出ず、与野党で調整を続けることになった。
金融庁によると、信託業法改正案のミスは２カ所で、信託業に参入する企業に免許を与える際、拒否できる根拠条文などを誤っていた。一方、厚労省によると、労働組合法改正案のミスは１カ所で、都道府県労働委員会の委員の任期について引用した条項で引用条項がずれていた。
先の通常国会で年金改革関連法の成立後に４０カ所もの条文ミスが見つかったため、この２法案についても改めてチェックしていた。通常国会中は誤りに気づいていなかった。
(10/13 20:03)