2004年10月13日(水) 21時35分
<偽造ハイカ>被害250億円 日本道路公団(毎日新聞)
日本道路公団(近藤剛総裁)は13日、全国の高速道路で使用された偽造ハイウェイカード(ハイカ)による被害総額が250億円規模に達するとの調査報告書をまとめ、北側一雄国土交通相に報告した。
公団によると、これまでのハイカ販売総額に比べ、料金所を通過したハイカ利用総額が約250億円上回っていた。今年7月、被害額は180億〜200億円程度との見込みを明らかにしていたが調査の結果、被害額が膨らんだ。
ハイカは87年に販売され、95年には5万円券も登場して利用者が増え続けた。高額券の偽造カードが横行し、公団は透かし付きなどの新券発行で対抗したが、偽造を防ぎ切れなかった。【菊池卓哉】
(毎日新聞) - 10月13日21時35分更新
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