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横浜市磯子区の首都高速湾岸線上り線上で11日午後10時40分ごろ、秋田県湯沢市相川の男性運転手(25)の三菱自動車製大型トラックのプロペラシャフトが脱落、後続の車4台が乗り上げ、1台の右前輪が破裂する事故があった。けが人はなかった。このシャフトには接合部分に構造上の欠陥があり、三菱ふそうトラック・バスは今月7日、約1万5000台を対象にリコール(無償回収・修理)を届け出たが、対策品の生産が間に合わず修理は進んでいないという。
神奈川県警高速隊などによるとトラックは13トンで三菱自動車製(96年製)。男性がアクセルを踏んでもスピードが上がらず、路肩で停止したところ、第3通行帯付近に脱落したプロペラシャフトが転がっていたという。
三菱ふそうなどによると、この欠陥は後輪にエンジンの回転を伝えるプロペラシャフトの接合不良が原因で、長さ約50センチ、重さ約13キロの金属製プロペラシャフトが脱落する恐れがある。山口県で運転手が死亡した事故とは、「プロペラシャフトの脱落という現象は同じだが、原因が異なる」という。
この欠陥では、昨年3月以降、プロペラシャフトの脱落や異音の発生といった不具合が計30件起きており、うち6件で後続車にシャフトがぶつかる事故が起きている。
(10/12 22:32)