2004年10月12日(火) 17時34分
温泉の表示徹底で検討 加水やろ過も義務付けへ(共同通信)
環境省は12日、温泉に水を加えたり、循環ろ過の表示を義務付けるため、年内に温泉法の施行規則を改正する方針を決めた。各地で“偽装”温泉が相次いだため利用者への情報公開を徹底させ、信頼回復を目指す。
中央環境審議会に温泉小委員会を設置し詳細を検討、本年度中に施行する。
表示するのは、温泉への入浴剤の添加や加水、加温、循環ろ過などで、温泉施設経営者らに義務付ける。
現在は施設開設時に、源泉について行うだけで済む温泉の成分分析は、定期的な再分析の義務付けや浴槽での分析に改めることなどを検討する。
また小委では、温泉法を改正して温泉の定義などを見直すかどうかを検討する。
(共同通信) - 10月12日17時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000134-kyodo-soci