2004年10月09日(土) 00時00分
三菱バス、人身事故 道内も2件(朝日新聞・)
三菱ふそうトラック・バス社製のバスの座席が倒れ、乗客にけが人が出ていた問題で、道内でも00年と04年に計2件起きていたことが8日分かった。
旭川市の道道交差点で00年3月15日、路線バス会社「あさでん」のバスと軽乗用車が衝突、バスの乗客11人と軽乗用車の1人が重軽傷を負った。バスの乗客のうち4人のけがは、バスの非常扉横の座席が衝突で跳ね上がったことが原因。バスは三菱ふそう社製の「エアロスター」。同社は事故後、あさでんの同型バスの座席を修理して固定したが、リコール届け出後に改めて改修工事をする予定だという。あさでんは当面、リコール対象車両18台の該当座席には座らないよう、乗客に案内しており、「乗客の安全が第一。欠陥はこれで最後にして」と訴えている。
網走支庁訓子府町の観光バス会社「山田産業」の所有する三菱ふそう社製大型バス「エアロバス」は、今年1月30日、上川支庁愛別町の国道39号で、非常扉横の座席が前倒しになり、前後の女性客3人が軽い打撲を負う事故を起こした。関係者によると、工事現場脇を通ろうと運転手が減速した時に起きたという。
(10/9)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=7596
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