2004年10月08日(金) 17時20分
県が温泉実態調査 成分表示など３９施設で問題−−口頭で改善注意 ／愛媛（毎日新聞）
◇施設名は公表せず
県は７日、全国の温泉で偽装表示などが相次いだことを受けて実施した温泉実態調査の結果を発表した。施設名を公表しなかったが、温泉から水道水利用に変更したにもかかわらずパンフレットなどの表示を修正していなかった１施設を含め延べ３９施設に問題があったという。県は同日までに該当施設に口頭で改善するよう指導した。
先月７〜２４日、県内１９２の温泉施設（松山市を除く）を保健所職員が訪れるなどして、温泉表示や入浴剤添加の有無など約１０項目について調べた。
その結果、加温しているにもかかわらず「源泉１００％」と表示したのが１施設▽温泉未使用の浴槽が一部あるにもかかわらず、すべての浴槽が温泉使用と表示したのが１施設▽温泉成分の未掲示が３施設▽１０年以上経過した成分分析表を掲示していたのが２９施設▽利用者に温泉使用と誤認を与えるような表示があったのが４施設あった。【新井隆一】
１０月８日朝刊
（毎日新聞） - 10月8日17時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041008-00000205-mailo-l38