2004年10月07日(木) 22時01分
「保釈金」でおれおれ詐欺=650万円被害も−東京地裁、注意呼び掛け(時事通信)
交通事故を装って金の振り込みを要求する一方、簡裁や家裁に出頭を求める新手のおれおれ詐欺が横行しているとして、東京地裁が注意を呼び掛けている。弁護士を名乗り「保釈金」や「示談金」などの法律用語をちらつかせ、650万円をだまし取られたケースもあるという。
大半が子供やおいを装い、泣きながら「交通事故で人をはねた」と電話。動揺した被害者に弁護士を名乗る別人が「拘置されており、保釈金を振り込んでほしい」と追い打ちを掛け、裁判所職員をかたり、現金持参を指示することもあった。
同地裁には7月以降、東京家裁や同簡裁などから17件が報告された。未遂に終わるケースが多いが、650万円を振り込んだ夫婦もいたという。
(時事通信) - 10月7日22時1分更新
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