2004年10月07日(木) 00時00分

寸劇で悪質商法対策学ぶ職員の演じる寸劇を通じて悪質商法の対策を学んだ＝彦根市大東町の東地区公民館で（朝日新聞・）

　　悪質商法についてわかりやすく学ぶ消費生活講座が６日、彦根市大東町の同市東地区公民館であり、職員による寸劇を交えた講座に３５人が熱心に耳を傾けた。

　　講座では、小林とも子消費生活相談員が「『市役所の方から来た』とだまされて、商品を売りつけられてもクーリングオフで代金は戻って来ます」などと対応策について説明。寸劇では浄水器を高額で買わされてしまう場面を職員が演じて、被害にあわない方法を学んでいた。

　　同市生活環境課によると、悪質商法の被害にあい、市内で相談が寄せられている件数は、９９年には１０件だったが、０３年は４５６件に増え、今年は９月までに３８３件に上っているという。被害の大半は、買ってもいない商品や、利用してもいないサービスの代金を請求され、払ってしまうケースだという。

　　最後にクーリングオフの申請書類が配布され、契約日や販売店名、商品、契約金額などを受講者が実際に書類に書き入れる練習もした。

（10/7）

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=4430