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福岡県警は7日、飲み屋で知り合った女性の個人情報を電算端末で調べ、目的外使用したとして、運転免許試験課の係長(52)と粕屋署交通課の巡査部長(45)をそれぞれ戒告の懲戒処分にした。また、未成年で飲酒運転をしたとして、第1機動隊の巡査(19)を停職1カ月の処分にした。巡査は7日付で依願退職した。
県警監察官室によると、係長は8月25日、女性飲食店員(34)から聞いた氏名や生年月日をもとに、電算端末を使って免許情報を調べ、携帯電話のメールで女性に免許の種別を伝えた。女性が「気味が悪い」と110番して発覚した。係長は「相手の秘密を言って驚かせたかった」と話しているという。係長の上司の警部(53)も監督責任として所属長注意の処分を受けた。
粕屋署の巡査部長は同16日ごろ、署内の電算端末で、源氏名しか知らなかった女性飲食店員(20)の本名を調べて女性に伝えた。巡査部長は「本名が知りたかった」と話しているという。同24日に女性の知り合いが同署に抗議し、発覚した。
高瀬寿人・首席監察官代理は「このような事案が発生したことは誠に遺憾であり、今後、再発防止に向けさらに指導教養を徹底したい」とのコメントを出した。
(10/07 20:08)