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2004年10月07日(木) 19時47分

顧客情報流出「51万件」 ジャパネットたかた公表朝日新聞

 通販大手ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)の顧客情報流出事件で、元社員2人が長崎県警に背任容疑で書類送検されたことを受け、同社の高田明社長が7日、記者会見し、社内調査の結果、漏れた情報が51万件に上ることを明らかにした。「管理に目が行き届いていなかった責任を痛感している」と陳謝した。

 同社によると、外部に漏れた名簿を入手し、ダイレクトメールを発送する際に使った顧客情報と照合。94年5月〜98年7月に登録された51万人分の情報が漏れていたことが分かったという。

 県警は書類送検の際、元社員2人が流出させた情報は約40万件分と発表した。会社側との件数の違いについて、県警は「51万件という数字も把握しているが、より確実な数字で書類送致した」と説明している。背任罪は時効(5年)が成立しており、2人は不起訴処分になる見通しだ。

 高田社長は、情報流出発覚後の営業自粛による減収額が150億円に上ることも明らかにした。

(10/07 19:47)

http://www.asahi.com/national/update/1007/032.html