2004年10月07日(木) 11時41分
ネット脅迫、作者は別人か 逮捕の高校生はコピー(共同通信)
ファイル共有ソフト「ウィニー」の著作権法違反事件に絡み、京都府警幹部の家族の殺害をインターネット上で予告した脅迫事件で、逮捕された兵庫県豊岡市の県立高校3年の男子生徒(18)は「先にあった別人の書き込みをコピーした」と供述していることが7日、府警の調べで分かった。
府警によると、高校生が脅迫文を書き込んだのは8月2日夜。それ以前の7月31日や8月1日にもネット上で同一の文面が見つかり、解析した結果、発信元は中部地方と判明。府警は、別人による書き込みとみて、脅迫容疑での立件も視野に人物の特定を進めている。
調べでは、高校生は8月2日午後11時ごろ、サイトに「打倒京都府警」をテーマにした掲示板を開設。ウィニーの著作権法違反事件担当の府警ハイテク犯罪対策室長の実名を上げ「家族、特に子どもを殺すのがいいな」と掲載、脅迫した疑い。
(共同通信) - 10月7日11時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000072-kyodo-soci