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野口英世の肖像がデザインされた新千円札の「見本」で、四日に中国・上海から出品された。
ネット上に表示された入札価格は七日早朝、四十万円だったのが正午前には九十九億円超にまで跳ね上がった。ヤフーは「アクセスが急増し負荷がかかりすぎる心配があるので削除した」と説明している。
印刷局によると、表面には上と下の部分に「みほん」と書かれ、偽造防止の潜像パール模様や透かしも入っている。しかし、流通時に印刷される製造番号や「日銀総裁」の印はない。
印刷局は「現物がなく本物とも偽物とも断定できないが、テスト券に似ている」としている。
テスト券は、流通前に印刷機のインクの濃度などを調整するため印刷された。外部への持ち出しが禁止された上、廃棄の際は職員が立ち会って焼却を確認している。これまでテスト券が流出したことはないという。
印刷局はテスト券の処分状況を確認するなど、事実関係を調べている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20041007/eve_____sya_____003.shtml