2004年10月06日(水) 17時46分
行員の助言で真偽確かめ、オレオレ詐欺防げた−−御所の女性 /奈良(毎日新聞)
5日午後2時ごろ、御所市の無職女性(56)方に、警察官を名乗る男から「息子さんが事故を起こした。相手の車の修理が必要だ」と電話があった。続いて電話に出た男が泣きながら「今、事故を起こした。お金がいる」と話した。数分後再び電話があり、保険屋と名乗る男が「相手の車は800万する。保険で500万出る」と残額として300万円の支払いを求めた。
女性は息子が事故を起こしたと信じ、市内の銀行でATM(現金自動受払機)から指定された口座に振り込もうとしたが、多額であることなどを不審に思った行員が「オレオレ詐欺ではないか」と指摘。女性が確認してうそと分かった。御所署は詐欺未遂容疑で捜査している。【大久保陽一】
10月6日朝刊
(毎日新聞) - 10月6日17時46分更新
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