2004年10月06日(水) 17時50分
増永さんと宮崎さん、お手柄 詐欺被害を未然に防止−−福井署が感謝状 ／福井（毎日新聞）
機転を利かせオレオレ詐欺を未然に防いだとして、福井署は５日、福井文京郵便局（福井市文京３）職員、増永美和子さん（３３）と、元同局職員（現武生広瀬郵便局職員）、宮崎里美さん（３２）に感謝状を贈った。
同署によると、９月１７日正午前、同市内の女性（７３）に、孫を装った男の声で「付き合っている女の子を妊娠させたので中絶費用として１５０万円振り込んでほしい」と電話があった。女性はいったんは福井文京郵便局で振り込んだが、相談を受けた増永さんらは不審に思い、すぐに手続きを取り消した。増永さんらが孫に電話で確認したところ、別人からの振り込み依頼だったことが発覚。被害を免れた。
増永さんは「『もしかしたら』というのが頭にあったのでよかった」。宮崎さんは「これからも気を引き締めて頑張りたい」と話した。【樋口岳大】
１０月６日朝刊
（毎日新聞） - 10月6日17時50分更新
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