2004年10月05日(火) 00時00分
顧客情報を漏らす 千葉の郵便局員懲戒免職(朝日新聞・)
千葉中央郵便局(千葉市中央区、松葉輝雄局長)の貯金課に勤務する課長代理の男性(48)が、本人確認のために顧客らが提供した運転免許証や国民健康保険証などの写しをコピーして知人に渡していたことが分かり、同局はこの職員を4日付で懲戒免職処分にした。
同局は顧客情報が記されたコピーをすべて回収したうえで、当事者に謝罪したという。「(ほかに)被害を受ける可能性は低い」としている。
同局側の説明によると、職員は9月上旬、運転免許証や国民健康保険証、郵便貯金共用カードの写しを業務時間に複写。8日と10日の2日間で合わせて18件、18人分の個人と顧客の情報を、千葉市内に住む知人の男性に手渡した。
この男性から16日になって「ある職員が顧客情報を漏らしている」と同局に連絡があり、同郵便局の監査部門が調査して判明した。
職員は「約1年前、知人の男性に約400万円を貸した。これを回収したくて(再三の依頼を)断り切れなかった」と話しているという。男性は同局への連絡の際、「大人の話がしたい」などとも話していたという。
(10/5)
http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=4541
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