2004年10月05日(火) 00時00分
オレオレ詐欺 被害額1億円超に(朝日新聞・)
親類を装って金をだまし取る「オレオレ詐欺」と、おぼえのないインターネット使用料などをはがきで請求する「架空請求詐欺」の県内での被害額が今年に入ってから合計で1億円を超えたことがわかった。荒木二郎県警本部長が4日、県議会で明らかにした。
3日現在で、被害届が出されたオレオレ詐欺は63件(うち未遂14件)、被害額は約6200万円に上った。架空請求詐欺は76件(同5件)で約4300万円の被害があった。一方、不審に思った金融機関の職員が今年4月から、21件約3600万円の被害を防いでいる。
また、県警ふくしま安全情報発信室によると、これらの詐欺とは別に、融資の手数料や保証金の名目で金をだまし取る「融資保証金詐欺」の被害も増えている。融資希望者を募るダイレクトメールやチラシを送付し、申し込んできた人に送金させる手口だ。1月からの被害届は91件(同1件)、被害額は約4800万円。6、7月にそれぞれ7件だった被害は8月に20件、9月に19件と増加傾向にある。
(10/5)
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6307
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