2004年10月05日(火) 16時01分
情報流出は元社員2人の仕業=背任容疑、不起訴へ−ジャパネットたかた・長崎(時事通信)
通信販売大手「ジャパネットたかた」(本社長崎県佐世保市)の顧客情報流出事件で、佐世保署などは5日、顧客データをコピーし名簿業者に渡したとして、いずれも同社元社員の浦修巳被告(31)と池田浩被告(34)=別の窃盗事件で公判中=を背任容疑で書類送検した。背任は既に時効が成立しており、不起訴になる見通し。
調べによると、両被告は在職中、情報管理業務などを担当していた立場を利用し、顧客データを売却して利益を得ようと計画。1998年2月ごろ、ダイレクトメールの発注の際に作成した約40万件の顧客データを磁気媒体にコピーし、県外の名簿業者に流出させ、同社に財産上の損害を与えた疑い。
(時事通信) - 10月5日16時1分更新
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