2004年10月02日(土) 00時00分
県、温泉調査最終結果を発表(朝日新聞・)
県内の旅館など温泉施設の実態調査をしていた県は1日、最終結果をまとめ、温泉を使っていないのに紛らわしい表示をしていたとして、景品表示法に基づいて4施設を新たに公表した。いずれも「悪質ではない」などとして、文書で改善を指導するにとどめている。
温泉の許可を受けている施設のうち、温泉を使っていない浴槽があるのに温泉を使用していると誤認させる恐れがあった施設が13、加水していながら「天然温泉100%」とパンフレットに記載していた施設が一つあり、すべて文書で改善指導をしたという。
このほか、21施設の46の浴槽で香りづけの目的で入浴剤を使用。温泉の許可を受けている浴槽のうち、471カ所で源泉をそのまま使用。加水をしていたところが283、加温していたところが260、両方していたのが106あった。浴用水を毎日入れ替えているのは半数だった。
他県のように、温泉法に反して、入湯税を不当に徴収している施設は県内にはなかった。
調査は、県内401施設、1505の浴槽を対象に、県職員が各施設を訪問して行った。温泉法違反で摘発された仙台市の作並温泉「山水亭」は含まれていない。調査結果は、県のホームページで公開している。
(10/2)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=5812
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