2004年10月02日(土) 18時10分
大阪・野菜産地偽装 国に再発防止策などを報告−−ローヤル /京都(毎日新聞)
大阪市の第三セクターの荷役会社「大阪港埠頭ターミナル」(大阪市)を巡る青果産地偽装事件で、偽装に関与した青果商社「ローヤル」(下京区)は1日、再発防止策など改善措置を農林水産省に報告した。在庫がある全青果物の表示を点検▽産地表示制度を定めたJAS法について全従業員に研修を実施▽品質管理の専門家などで構成する「食品安全管理室」を近く設置——など。内田昌一社長は「関係法令の順守を徹底し、失われた信頼を回復したい」とコメントした。
農水省は9月3日、ローヤルに対し、中国産ブロッコリーを米国産に偽るなど青果3品目で産地偽装が確認されたとして再発防止策の提出を指示していた。【野上哲】
10月2日朝刊
(毎日新聞) - 10月2日18時10分更新
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