2004年10月02日(土) 03時07分
患者2500人情報流出 病院のパソコン5台盗難 春日部(産経新聞)
一日未明、埼玉県春日部市中央の春日部市立病院(小谷昭夫院長)から業務用のパソコンが盗まれる事件が起きた。春日部署は窃盗容疑で調べているが、パソコンには患者約二千五百人以上の個人情報が入っており、外部に流出する危険性も高い。同市は「極めて遺憾。信頼回復に努めたい」としている。
同日午前一時半ごろ、同病院の外周を定期巡回中の男性警備員が、事務棟から出てきた三人組の男を発見した。警備員が追跡したが、三人組は逃走。その後の調べで、事務室のノートパソコン五台(計三十万円相当)が盗まれていることが分かった。
同市によると、パソコンに入っていたのは患者約二千五百人の過去五年分の未収金データなど会計に関するもので、患者の健康状態についての記載はないが、氏名、住所、診療科などが含まれる。
同署の調べでは、三人組はいずれも三十歳ぐらいで、一人は身長約一八〇センチでオレンジ色のシャツ姿。二人はやせ形で、白っぽいシャツ姿。
(産経新聞) - 10月2日3時7分更新
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