2004年10月01日(金) 00時00分
BSE全頭検査 県独自に継続へ(朝日新聞・)
米国からの輸入再開要請などを背景に、国が牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査から、生後20カ月以下の牛を除外する方向で検査態勢を見直している問題で、増田知事は1日の県議会一般質問で、県独自に全頭検査を継続する方針を明らかにした。
知事は継続の理由について「全国有数の肉牛生産県ということもあるので、消費者の安心感を醸成させていくためにも当分の間、現在の検査態勢を(独自に)継続していく」と答弁した。
県は03年度に1万6519頭を検査。このうち生後20カ月以下は3354頭(20・3%)だった。20カ月以下の牛を独自に検査した場合の支出は、消耗品など約710万円に上る見込み。対象になる牛のほとんどがホルスタインのオスだが、全頭検査の継続は、県内の消費者団体から要望が出ていた。岐阜、三重の両県も独自の継続を決めている。
(10/1)
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6376
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