2004年10月01日(金) 13時39分
ヤミ金社長が申告漏れ 7000万円追徴課税(共同通信)
指定暴力団山口組系五菱会(現・2代目美尾組)のヤミ金融事件で、傘下の「OKグループ」社長で、出資法違反(高金利)の罪などで起訴された奥野博勝被告(27)が、ヤミ金融で得た所得を隠すなどして、東京国税局から2002年までの3年間に約1億7000万円の申告漏れを指摘されていたことが1日、関係者の話で分かった。
同国税局は重加算税を含め約7000万円を追徴課税した。同事件をめぐり、幹部らの課税処分が明らかになったのは初めて。大阪府警が奥野被告を課税通報していた。
関係者や府警の調べなどによると、奥野被告は最大30数店のヤミ金を統括。OKグループは1999年7月から昨年7月にかけて40数億円の収入を得ていた。
(共同通信) - 10月1日13時39分更新
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