2004年10月01日(金) 20時10分
<偽焼酎>ネット販売の飲食店経営者に猶予判決 大阪地裁(毎日新聞)
「幻の焼酎」として人気のいも焼酎「森伊蔵(もりいぞう)」の偽造品をインターネットオークションで販売したとして、詐欺と商標法違反などの罪に問われた福岡県筑紫野市、飲食店経営、蕨野彰(わらびのあきら)被告(45)に対し、大阪地裁は懲役2年8月、執行猶予4年(求刑・懲役3年)を言い渡した。渡部市郎裁判官は「森伊蔵の評価を棄損しかねない犯行だ」と指摘した。
判決によると、蕨野被告は今年1〜4月、鹿児島県垂水市の蔵元「森伊蔵酒造」が商標登録している「森伊蔵」の偽造品をオークションに出品。落札した24人に計70本を販売し、代金計約166万円をだまし取った。偽造品は、大阪府八尾市、飲食店経営、丸野義徳被告(48)=同罪などで分離公判中=から仕入れたとされる。【堀川剛護】
(毎日新聞) - 10月1日20時10分更新
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