2004年10月01日(金) 17時45分
「未納」架空請求の19業者を公表−−府消費生活センター /大阪(毎日新聞)
府消費生活センターは30日、アダルトサイトや出会い系サイトなどの情報通信料請求を装って、「未納がある」などと支払いを要求する架空請求業者を公表した。府消費者保護条例に基づく業者の公表は初めて。同センターは「利用した覚えのない請求には絶対に応じないでほしい」と注意を呼びかけている。
今回、公表したのは「日本債券リサーチ」など債権回収会社などを装った19業者。いずれも同センターが、請求通知書に記載されたあて名に確認のはがきを出すと、あて先不明で返ってきている。
業者名は同センターのホームページ「消費生活事典」で公表しており、請求文書の実物写真も掲載している。
同センターで受け付けた架空請求をめぐる相談件数は、今年4〜7月で1841件で、前年同期のほぼ2倍に増加。府は27日、架空請求業者の多くが、連絡先に携帯電話の番号を指定していることから、NTTドコモなど携帯電話会社4社に、被害防止策に協力を求める文書を送った。同センターは06・6945・0711。【粟飯原浩】
10月1日朝刊
(毎日新聞) - 10月1日17時45分更新
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