悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
商品名が似通ったイワシ缶詰を販売されて自社製品の売り上げが減ったとして、水産最大手のマルハ(本社・東京)が1日までに、千葉県銚子市の水産加工会社から損害賠償請求を東京地裁に起こされた。
訴えたのは、信田缶詰(信田臣一社長)で、同社長が1日、記者会見して明らかにした。
信田社長によると、同社が02年11月からイワシ缶詰を製造、「大羽いわし しょうゆ味」という商品名で販売。マルハは翌03年10月から「大羽いわし しょうゆ煮」を販売、缶の形状や大きさも同じだったという。
信田缶詰の売り上げは、マルハが販売を開始してから急激に落ち込んだという。
信田社長は「商品名が1文字しか違わず、数年間使っていなかった大きさの缶をわざわざ使っている。まねとしか思えない」と話した。
一方、マルハグループ本社は「まだ訴状を見ていないのでコメントできない」としている。(10/01 22:27)