2004年10月01日(金) 18時25分
鬼頭氏の請求放置は違法 弁理士登録めぐる審査(共同通信)
日本弁理士会への登録申請を拒否され、経済産業相に審査を請求した鬼頭史郎元判事補が、1年以上も裁決がないことの違法確認を求めた訴訟で、東京地裁は1日、違法性を認める判決を出した。
経産相側は「審査請求書を紛失し、審査ができなかった」としていたが、菅野博之裁判長は「弁理士会に調査するなどして迅速に判断すべきだった」と述べた。
判決によると鬼頭元判事補は昨年5月、日本弁理士会に登録申請したが認められず、弁理士法に基づき経産相に審査請求した。経産省内で申請書類を紛失したことが分かり、元判事補がコピーを再提出。今年7月末にようやく審査が始まったが、裁決は出ていない。
(共同通信) - 10月1日18時25分更新
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