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三菱自動車は28日、国土交通省に乗用車のリコール(無償回収・修理)6件を届け出た。違法なヤミ改修をしていた欠陥224件を調査した結果、リコールが必要と判断した。これで同社が79年以降に放置してきたリコールは計39件になった。同社は「品質問題の調査は終えた」としており、今後は欠陥隠しへの幹部や元社員らの関与についての調査を進める。
今回の調査では、全国の販売会社に残るクレーム情報や技術書類などに対象を広げた。224件の欠陥では人身事故や火災などは起きていなかったが、78件はリコールに該当する欠陥だった。このうち、残存台数や欠陥が生じる走行距離などを勘案し、6件のリコールを届け出た。
同社によると、計39件の対象台数は20万7000台で、このうち実際に使用されている車は計9万3000台。リコールには約30億円必要という。
(09/28 19:41)