2004年09月27日(月) 00時00分

オウムの規制継続を 甲西町の対策委、街頭で署名活動 （東京新聞）

　甲西町平松区環境整備オウム対策委員会（釣田正紘委員長）は二十六日、同町中央のショッピングセンターなど町内二カ所で、オウム真理教（アーレフに改称）信者の集団活動禁止などを求める署名活動をした。

　時限立法の「団体規制法」（無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律）により、教団は観察処分となっている。同法は十二月に見直し時期を迎えるため▽廃止や規制緩和することなく法を継続させる▽信者の集団生活や集団活動の禁止を盛り込んだ条文の加筆−を求めて署名を集めた。

　この日は委員会メンバー、区役員など十数人が二カ所に分かれて街頭などに立ち、町民に協力を要請。集めた署名は、信者との紛争問題を抱える他自治体の署名と合わせて、十一月中に国へ提出する。

　甲西町平松区には九七年二月ごろから、一戸建て住宅に信者が住み続け、現在五、六人が出入りしているという。　（野條　茂）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sga/20040927/lcl_____sga_____002.shtml