2004年09月27日(月) 00時00分
カモ肉偽装で前社長逮捕 輸入肉を産地偽り出荷 (東京新聞)
宮城県河北町のカモ肉生産販売会社「エフエス・かほく」によるフランスガモ肉偽装事件で、宮城県警生活環境課などは27日までに、詐欺と不当競争防止法違反(原産地などの偽装)の疑いで同社前社長佐藤文夫容疑者(46)ら2人を逮捕した。
同課などは今年4月14日に、佐藤容疑者らが中国やマレーシアなどから輸入した冷凍アイガモ肉のパッケージに「宮城県産本鴨」と産地を偽るシールを張り、卸売業者に販売したとして、同法違反容疑で同社などを家宅捜索している。
宮城県と河北町は2月に、産地偽装の疑いで同社を立ち入り検査したが佐藤容疑者は「輸入肉として正しく出荷している」と偽装を否定。家宅捜索後の4月20日の立ち入り検査で偽装を認めた。
県と町は、偽装が明らかになったとして4月30日に景品表示法に違反したとして同社に改善を指示している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040927/fls_____detail__012.shtml