2004年09月27日(月) 00時00分
おれおれ詐欺を防いだ桜井さんに感謝状(朝日新聞・)
親族を装って電話をかけ、金をだまし取る「おれおれ詐欺」を防いだとして、垂水市の鹿児島相互信用金庫垂水支店事務長の桜井修さん(51)=鹿児島市西陵5丁目=に鹿屋署の田嶋和男署長から感謝状が贈られた。
13日午後2時20分ごろ、垂水市の男性(80)が同支店を訪れ、「きょう中に振り込まないといけない」と、100万円を振り込む手続きをした。不審に思った女性職員から連絡を受けた桜井さんは、男性を応接室に案内し、事情を聞いたところ、孫から電話が3回かかり「友達の保証人になっているが、金がなくて返済できない。僕が立て替えて、きょう中に返済しなければならない」と送金を催促され、郵便貯金を引き出してきたという。
男性の同意を得て、孫の父親と連絡をとり、父親が埼玉県にいる本人に問い合わせたら、電話をかけていないことが分かった。この間、50分ほどだった。
桜井さんは「防止策が職員に浸透し、冷静に対応できた」と話している。
(9/27)
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=4085
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