2004年09月27日(月) 00時00分
生徒模擬裁判 法服の展示も(朝日新聞・)
10月1〜7日の「法の日週間」にちなみ、甲府地方・家庭裁判所は中高生を対象にした「模擬裁判」を開く。学生が普段訪れる機会の少ない裁判所を身近に感じてもらおうと、地裁が企画した。
地裁が用意した架空の窃盗事件などの刑事裁判のシナリオに沿って、生徒らにそれぞれ裁判官、検察官、証人などの役割を演じてもらう。
体験には学校単位の申し込みが必要だが、一般傍聴は自由。すでに応募済みの塩山市の塩山中など3校が10月5、18、25日の各午後3時半から実施予定だ。地裁では、ほかにも参加校を募集している。
また、同期間1〜7日(土日を除く)には、今回、最高裁から特別に借りたという戦前の法服を初めて展示する。襟に刺繍(ししゅう)が施されているのが特徴で、明治23年〜昭和24年には実際に使用されていたという。このほか、大正時代に争われた「信玄公の旗かけの松」(長坂町)に関する民事訴訟の判決文の写しなども展示する。見学無料。
千葉勝美・裁判所長は「将来導入される裁判員制度を前に、多くの人に司法に興味をもってほしい」と話している。
問い合わせ、申し込みは地裁総務課庶務係(電話055・235・1131)へ。
(9/27)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7786
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