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農水省が27日公表した9月第4週(21〜24日)の食肉の小売価格調査によると、国産牛肉(冷蔵ロース)は100グラム当たり696円(税込み)と前週を8円上回った。昨年8月に価格調査を始めて以来の最高値。同省は「米国産牛肉の禁輸が長期化して需給が引き締まっているところに、休日が多くて牛肉の需要が増えた」(消費・安全局)と分析している。
輸入牛肉(冷蔵ローズ)の価格も前週を100グラム当たりで6円上回り、同374円。先週開かれた日米首脳会談で米国産牛肉の輸入再開に向けての実質的な進展がなかったため、市場には「供給不足による牛肉価格の高値は、今後もしばらく続く」(卸売関係者)との見通しが広がっている。
同調査は輸入牛肉の関税を引き上げる緊急輸入制限(セーフガード)が昨年8月に発動されたのをきっかけに始まった。小売価格への影響を調べるため、全国の量販店約470店舗を対象に毎週実施している。
(09/27 23:42)