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全国のマンションの修繕記録や管理状況などのデータベース作りを、国土交通省が05年度から始める。インターネットによるデータの閲覧を06年度から可能にし、中古マンションの入居希望者が、物件の管理情報や管理組合の規約などを事前に知り、比較できるようにするのが狙いだ。
管理情報は全国約7万5000のマンション管理組合から、任意で集める。データベース化するのは各マンションの管理会社名と修繕積立金、管理費、過去の修繕内容、規約改正の記録など。入居者のプライバシーに配慮するため、ネットでの閲覧には一定の制限を設ける考えだ。
国内のマンションは約450万戸あり、1200万人が居住。中古マンションの年間売買件数は約4万5000件とされる。国交省は、管理情報のデータベース化で、物件間の比較をしやすくし、中古市場の流動化を進めることもめざす。05年度予算の概算要求には約2億円を盛り込んでいる。
(09/26 20:26)