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暴力団組事務所が出ていった大阪市北区の民家から、車上狙いや偽造犯罪などの手口を専門的知識で詳細に紹介した“犯罪指南書”が見つかったことが25日、わかった。
「特殊マル秘情報」と題されて製本されており、1冊1万1000円となっていた。大阪府警は暴力団間で売買され、組員らが資金稼ぎに悪用している疑いが強いと判断、作成者や流通実態を捜査している。
この本は今年6月、暴力団事務所に使用していた一戸建て住宅から暴力団が引っ越した後、住宅を改装していた業者が発見し、府警に届けた。B5判で143ページ。「世の中不景気、ひったくりをやろう」「特殊工具不要、簡単に車のカギを開ける方法」といった内容のほか、仮名口座の開設、偽造印鑑の製作、架空の住所、ダイレクトメールの開封方法などについて明かされている。