2004年09月25日(土) 14時13分
のむ中絶薬、ネットで横行 厚労省が実態把握へ(共同通信)
日本で未承認の「のむ中絶薬」がインターネットを通じた個人輸入で出回り、服用した女性の一部に出血が止まらないなどのトラブルが発生、使ってはならない子宮外妊娠の女性が服用して緊急手術に至ったケースもあることが25日、関係者の話で分かった。
個人輸入は薬事法の規制を受けないが、「自己判断だけで服用すれば、命にかかわる事故が起きかねない」と警告する専門家もいる。手術より手軽で安価なため国内でも広まる可能性があり、厚生労働省は被害例などの情報収集を始めた。
厚労省監視指導・麻薬対策課によると、妊娠初期にのんで人工的に流産させる錠剤タイプの経口中絶薬で、日本では未承認だが、フランスや米国などで承認され医師の監視下で使われている。
(共同通信) - 9月25日14時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-00000079-kyodo-soci