2004年09月23日(木) 19時11分
司法書士を常駐 住民の相談受ける 船井郡の丹波町など 10月から(京都新聞)
開所式であいさつする京都司法書士会の井上会長(丹波町須知・丹波マーケス)
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司法過疎地域の解消を目指す京都司法書士会は、司法書士事務所がない船井郡の丹波、瑞穂、日吉の3町に、府内で初めての総合相談センター「みちしるべ」を10月から開所する。
同会が費用を負担し、3町にそれぞれ週に1日、司法書士を常駐させ地域住民の相談を受ける。相談費用は無料で木曜日までに電話予約が必要。多重債務や少額訴訟、消費者トラブルなどの相談ができる。
丹波町須知の道の駅「丹波マーケス」で23日開かれた開所式には、府地方法務局や3町などから関係者約90人が出席した。京都司法書士会の井上利博会長が「司法書士会は、国民が聞きたいと思ったときに気軽に相談できる立場にたたなければならない」とあいさつした。
相談センターは毎週土曜日(2日以降)に丹波マーケス(丹波町須知)と瑞穂町総合保健福祉センター(同町和田)で、日吉町生涯学習センター(同町保野田)では毎週日曜(10日以降)に開設する。それぞれ午後1時−午後4時で1人1時間程度の相談ができる。予約、問い合わせは京都司法書士会Tel:075(241)2666。
(京都新聞) - 9月23日19時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040923-00000026-kyt-l26