2004年09月23日(木) 18時39分
“ネットワーカー”利用 グランドキャピタル違法集金(共同通信)
貴金属会社「グランドキャピタル」(破産)による金貨販売名目の違法集金事件で、同社はマルチ商法の客を引き連れて渡り歩く“ネットワーカー”と呼ばれる人たちを利用し、購入者を増やしていたことが23日、大阪、大分両府県警合同捜査本部の調べなどで分かった。
出資法違反容疑で逮捕されたグランド社の元実質経営者矢吹寿雄容疑者(42)らは、3000人以上から約100億円を集めたとされ、捜査本部は違法と知りながら出資者を紹介した悪質なネットワーカーが被害を拡大させた可能性があるとみている。
調べやグランド社関係者の話によると、ネットワーカーはマルチ商法の客となる一方、独自の人脈で子会員を紹介。商品の販売実績に応じて報酬を受け取る。
(共同通信) - 9月23日18時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040923-00000091-kyodo-soci