悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
公安当局などによると、同研究所内部で今年5月以降、運営方針をめぐり千乃会長と一部メンバーの意見が対立。反会長派は五太子町の拠点施設から“家出”し、千乃会長に入院を勧める建白書を提出した。また、反会長派は機関誌『LR』の特別号を発行して会員に送付。その中で「これまでの会長の予言はすべて虚構」とまでコキおろした。
これに対し千乃会長は、反会長派リーダーの会長代行に代行職のクビを言い渡し、会員へ機関誌の受け取り拒否を要請した。
こうした激しい内紛のほか、福井県警による不正車検の摘発や集団暴行事件などでメンバー25人が検挙された結果、昨年5月時点で約1000人いた会員は約500人と半減。拠点施設で寝泊まりする熱狂的な会員も約70人から30人が抜け、寄付も半減して財政危機に直面している。
厳しい財政事情に、拠点内ではこれまでコンビニ弁当が主食だったが、自炊に切り替えて食いつないでいるという。
そんな中でも、あの電波っぷりは健在。先月中旬には施設近くに植林されたスギ30本を「UFOの着陸地点を緊急につくる」と地主の許可を得ず伐採し、トラブルに。今月3日には石川県小松市の民家に新たなアジトがあることが発覚するなどしたため、公安当局は引き続き監視しているが、「ニビル星の接近で人類が滅亡」する前に、集団がビンボーで滅亡する可能性も出てきた。
ZAKZAK 2004/09/21