2004年09月21日(火) 23時30分
IEやMozillaなどに悪意あるCookieでセッションIDが乗っ取られる脆弱性(impress Watch)
デンマークのセキュリティベンダー会社Secuniaは18日、「Internet Explorer」v5.01以降、「Mozilla」の全バージョン、「Firefox」v1.00未満に、悪意あるCookieでセッションIDが乗っ取られる脆弱性があると公表した。
本脆弱性は、WebサイトがセカンドレベルドメインでCookieを作成できることが原因で発生する。だだし、Webサイトのトップレベルドメインが“.com”“.net”“.mil”“.org”“.gov”“.edu”“.nor”“.int”以外であり、かつセカンドレベルドメインが2文字以上である場合のみ。日本のWebサイトはトップレベルドメインが“.jp”であることが多く、例えば“.co.jp”や“.ne.jp”などで終わるURLのWebサイトは本件に該当する。
脆弱性の回避方法としては、WebブラウザーのCookie機能をOFFにしたり、該当ドメインの信頼できないWebサイトは閲覧しないことなどが挙げられる。
□Secunia - Advisories - Internet Explorer Cross-Domain Cookie Injection Vulnerability
http://secunia.com/advisories/12581/
□Secunia - Advisories - Mozilla / Mozilla Firefox Cross-Domain Cookie Injection Vulnerability
http://secunia.com/advisories/12580/
(中井 浩晶)
(impress Watch) - 9月21日23時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040921-00000028-imp-sci