2004年09月21日(火) 20時50分
NTT固定電話で誤接続 交換機の不具合が原因(共同通信)
NTT東西地域会社は21日、固定電話からの通話やファクシミリが本来の相手とは異なる番号に接続されるトラブルが、ごくまれなケースとして起きていたと発表した。NTTが1989年から現在の交換機のシステムを採用して以来、誤接続の判明は初めて。
両社は「通信量が非常に多い時間帯に起きたもので、(確率として)全国に1日、約30件起きた可能性がある」としている。原因を電話交換機の不具合とみて、8月末までにすべての交換機に対策用のプログラムを投入、その後再発は確認されていないとしている。
NTT西日本によると、顧客から問い合わせがあったのは昨年11月。調査により通信量が非常に多い状況で、顧客がダイヤル発信後すぐに切断した時、偶然、同時に別の顧客がかけた電話が、回線を切断した相手先の番号につながることが判明したという。これまで大阪府内で13件の申し出が寄せられた。
(共同通信) - 9月21日20時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040921-00000227-kyodo-soci