2004年09月18日(土) 00時00分
住基台帳閲覧を制限/萩市が条例(朝日新聞・)
萩市議会は17日、ダイレクトメール発送など営利目的の業者やストーカー、ドメスティック・バイオレンス(DV、夫婦間などの暴力)の加害者に対し、住民基本台帳の閲覧を制限する条例を制定する案を可決した。住基台帳閲覧を制限する条例の制定は熊本市に次いで全国で2番目。来年1月に施行される。
我が子の卒業式など節目の時期になるとダイレクトメールが届くのを不審に思った市民が、業者に問い合わせて情報源が市役所だと分かったため「顧客情報漏洩(ろうえい)問題が取りざたされているのに、市の対応に疑問を感じる」と市に苦情を寄せた。これが条例制定につながったという。
住基台帳法によると、住民票の記載事項のうち、個人の氏名、生年月日、性別、住所は原則として誰でも閲覧できる。野村興児市長は「閲覧による個人情報の利用許可は、もはや市民への説明責任を果たしきれない状況だ」と話している。
(9/18)
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=4497
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