2004年09月18日(土) 00時00分
住基ネットコード番号1500人分一時流出(朝日新聞・)
塙町のお年寄り約1500人の住民基本台帳ネットワークの個人コード番号が、町が作成した敬老会招待者名簿に記され一時流出していたことが17日、明らかになった。名簿は敬老会の打ち合わせに来た約40人の区長に配布されたが、職員が気付きその場で回収した。
一時配布された招待者名簿は、地区ごとに分かれており、75歳以上のお年寄りの名前、住所、生年月日に加え、11ケタのコード番号が記されていた。地域の住民に敬老会参加者のバス乗降などに協力してもらうため、区長に渡したという。
名簿を作成した同町の保健福祉課の職員は、配布後にコード番号が記載されていることに気付き、名簿を回収した。住民基本台帳を管理する町民課の内規では、こうした名簿作成は同課以外は行わないことになっている。しかし、この職員は保健福祉課長の許可を得て、同課長から聞いたパスワードを操作して名簿を作成したという。
町民課は「コード番号が漏れても、すぐに個人情報が漏れることはないが、本来漏れてはいけない情報。管理に甘い点があった」としている。
(9/18)
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6243
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