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基本料の実質的な引き下げは、前身の電電公社が発足して以来初めて。固定電話は、KDDIやソフトバンク傘下の日本テレコムが、自前の通信設備を使うことで基本料や通話料が割安なサービスを発表。NTT東西も対抗策を打ち出したことで、価格競争が激化しそうだ。
NTT東西の基本料収入はプッシュホンなどの付加価値サービスを加えると計約一兆八千億円。通話料収入よりも大きく、基本料の引き下げはただちに収益に影響するため、経営が厳しくなる恐れがある。
NTT東西の基本料は現在千七百五十円(都市部住宅用、税抜き)だが、KDDIや日本テレコムは千五百円と発表、約二百五十円の格差がある。NTTはプッシュホンなどの付加サービス料金も見直す。
また、現在七万二千円のNTT加入権料についても、KDDI、日本テレコムの新サービスは必要ないことから、廃止する方向で検討している。加入権については総務省も「存在意義が薄れた」として廃止を認める方針を固めていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20040917/eve_____kei_____000.shtml